緑道と一体になった緑あふれる金融店舗
UR都市機構による名古屋市緑区の鳴子団地建替再開発事業により、支店を新築移転することとなった。再開発事業のコンセプトである「人と緑のふれあいの丘-鳴子」に応えて、駐車場緑化・壁面緑化などを積極的に採用し、南側緑道や街路樹と一体になった緑あふれる店舗づくりを心がけた。外壁は60㎝角の重厚感のある大型石調タイルと緩やかに湾曲するカーテンウォールで構成し、やわらかに地域に溶け込む印象の建物とした。夜間2階カーテンウォール内にあるサインスペースの行燈は、街区のシンボルとなっている。ロビーとATMコーナーの界を透明パネルシャッターとし、窓口業務終了後もATMコーナーに開放感を持たせる試みを行った。
梶井信嘉
UR都市機構による名古屋市緑区の鳴子団地建替再開発事業により、支店を新築移転することとなった。再開発事業のコンセプトである「人と緑のふれあいの丘-鳴子」に応えて、駐車場緑化・壁面緑化などを積極的に採用し、南側緑道や街路樹と一体になった緑あふれる店舗づくりを心がけた。外壁は60㎝角の重厚感のある大型石調タイルと緩やかに湾曲するカーテンウォールで構成し、やわらかに地域に溶け込む印象の建物とした。夜間2階カーテンウォール内にあるサインスペースの行燈は、街区のシンボルとなっている。ロビーとATMコーナーの界を透明パネルシャッターとし、窓口業務終了後もATMコーナーに開放感を持たせる試みを行った。
梶井信嘉
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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主用途 | 銀行 |
事業主 | 中京銀行 |
建築主 | 中京銀行 |
施工 | 土屋R&C 電気:中央電機工業 空調:東朋テクノロジー 衛生:東朋テクノロジー |
構造 | S造 |
規模 | 地上2階 |
面積 | 敷地:630.76㎡ 延床:505.98㎡ 建築:279.14㎡ |
竣工 | 2014年7月 |
『建築画報372号』(2017.9)より抜粋