ビール工場の一郭に、約6,000m2のスペースを占有して、工場見学者の接待施設を設けた。プンゲンストウヒのモスグリーンの林を基調とした北海道らしい庭園景観の中に、白い垂直の壁とそれに取り付く試飲ホールのガラス面のカーブを特徴とする。インテリアは、2枚の壁にはさまれた高く上昇感のあるホールを軸に、立体的な動線処理によって見学路の展開に視覚の意外性をもたらすようにした。