中京銀行今池支店2018

銀行支店の建替えである。建設地は名古屋市環状線沿いにあり、地下鉄今池駅から徒歩3 分程度の繁華街で、昼夜を問わず賑やかな場所である、名古屋市都市景観条例で今池都市景観形成地区に指定されており、商業、娯楽、文化が混在する街の特性を活かした、個性的で魅力ある都市空間を担う建物を目指して設計した。
大通りに面した東側ファサードは、フロストガラスと透明ガラスが連続するカーテンウォールとし、昼間は銀行らしい上品さを醸し出し、夜間は「あんどん」のように廻りを照らし、街の賑やかさに寄与するものとした。
南側の外壁は、室内環境負荷の低減を目的としたLow-E複層ガラスによるスリット窓と600角大判タイルのコンビネーションで構成し、東正面カーテンウォールとの対比を意識してデザインした。
限られた敷地の中でお客様スペースを優先的に確保しながらコンパクトに建物機能を確保した。待合ロビーは吹抜空間として視覚的な広がりを持たせ、快適性の向上を図っている。
(梶井信嘉/伊藤建築設計事務所)

Data

建築主
中京銀行
設計・監理
伊藤建築設計事務所
施工
日東建設
所在地
名古屋市千種区今池3丁目4-14
敷地面積
352.16㎡
建築面積
320.74㎡
延床面積
626.54㎡
構造規模
S造 地上2階
工期
2018年4月~2018年11月
最寄駅
地下鉄 今池駅
撮影
リフレクト
『建築と社会』2019年3月号より抜粋