中京銀行尾張旭支店は、尾張旭旭前城前特定土地区画整備事業の一環である名鉄瀬戸線 旭前駅の駅前広場の整備に合わせて建替えられた。
既設店舗は東側道路にのみ接道し、東を正面とした建物であった。区画整備により東側道路に加え、北側には駅前広場に面した敷地となったため、建物は北面と従来の東面を正面として計画し、建物の入口は北東の角に設けた。
外観は、北から東に連続したカーテンウォールを設け、その両脇は石張りの外壁としている。また、北側ロビーには吹き抜けを設け、ウォールサインを設置して地域へのＰＲに寄与している。
環境配慮として、太陽光発電設備（3.2kW）、LED照明を採用している。また、カーテンウォール下部に床下空調吹き出しを設け、空調負荷低減を行う計画としている。