長年にわたり名古屋駅前の顔であった「中経ビル・第2中経ビル」が、北隣の産業労働センター「ウインクあいち」との総合設計制度による共同改築により「名古屋クロスコートタワー」として生まれ変わった。
1階オフィスエントランス・物販店、2階クリニック、3~17階はこの建物の建築主の1社である中部経済新聞社本社をはじめとした貸事務室となっている。事務室は奥行き15mのL型無柱空間で、テナントに応じ5分割まで対応可能である。
地下1階は「ミッドランドスクエア」を介して名古屋駅地下街とつながっている。また、飲食空間「チカマチラウンジ」はオフィスワーカーや利用者への利便性を高めている。
端正な佇まいを意識して採用した外壁アルミ製ルーバーは、南側は横型、東西面は縦型形状により窓廻りの日射を遮り内部の空調負荷の低減を図っている。他に高遮熱高断熱ガラスの採用、空調負荷低減に貢献する屋上緑化、地域冷暖房システム(DHC)の採用、明るさセンサーによる照明制御など、エネルギーの効率化を図っている。
1階オフィスエントランス・物販店、2階クリニック、3~17階はこの建物の建築主の1社である中部経済新聞社本社をはじめとした貸事務室となっている。事務室は奥行き15mのL型無柱空間で、テナントに応じ5分割まで対応可能である。
地下1階は「ミッドランドスクエア」を介して名古屋駅地下街とつながっている。また、飲食空間「チカマチラウンジ」はオフィスワーカーや利用者への利便性を高めている。
端正な佇まいを意識して採用した外壁アルミ製ルーバーは、南側は横型、東西面は縦型形状により窓廻りの日射を遮り内部の空調負荷の低減を図っている。他に高遮熱高断熱ガラスの採用、空調負荷低減に貢献する屋上緑化、地域冷暖房システム(DHC)の採用、明るさセンサーによる照明制御など、エネルギーの効率化を図っている。
所在地 | 愛知県名古屋市中村区 |
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建築主 | 株式会社中部経済新聞社 名古屋鉄道株式会社 東和不動産株式会社 |
設計監理 | 伊藤・日建 設計共同企業体 |
施工 | 鹿島建設株式会社中部支店 |
敷地面積 | 2,805.05㎡ |
建築面積 | 1,705.52㎡ |
延床面積 | 30,117.66㎡ |
構造 | 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地下2階 地上17階 搭屋2階 |
工期 | 2010年4月~2012年6月 |