豊田支店は創業100周年の節目に移転新築された。敷地は幹線道路の交差する角地であり、車両動線の整理が重要課題となった。建屋を敷地の交差点側に寄せて配置することで、駐車場と車両の通り抜け動線を確保した。外観には従来の店舗イメージを継承しつつ今後の店舗デザインの新機軸を打ち出すことが求められ、既存店舗で多用されるレンガ調タイルと高性能熱線反射ガラス、赤御影石貼りの門型の組合せで外観を構成した。
環境配慮のため、駐車場屋根と屋上にソーラーパネル、建屋の出入口そばに壁面緑化を設け、外部には太陽光と風力を利用した外灯を採用している。