学校と家庭の中間の居心地を求めて
東栄町児童保全育成事業の一環として、東栄小学校の新築移転に合わせ学校敷地の西側に隣接して建設され、平日の授業終了後や学校の長期休業日などに利用されている。
建物規模は小さいながらも高い天井の児童室や、寝転んでくつろぐことができる畳コーナーを設け、生活・遊び・学習の場として、児童がそれぞれ心地よく過ごせる場所となっている。
放課後児童支援員の事務スペースは間仕切りを設けずオープンな同一フロアに配置し、いつも子どもたちに目が届き、子どもたちも何でも話せる雰囲気となっている。
東栄町では森林資源とともに暮らしが営まれてきたため、地域木材の利用は、地域の風土・文化を継承することにもつながる。 この施設ではすべて地域産材を無垢のまま使い、地元大工の手によってつくられた。 室内では子どもたちが木に直に触れることができるよう真壁のつくりとし、小屋組材も現わしとしている。
澤村喜久夫
東栄町児童保全育成事業の一環として、東栄小学校の新築移転に合わせ学校敷地の西側に隣接して建設され、平日の授業終了後や学校の長期休業日などに利用されている。
建物規模は小さいながらも高い天井の児童室や、寝転んでくつろぐことができる畳コーナーを設け、生活・遊び・学習の場として、児童がそれぞれ心地よく過ごせる場所となっている。
放課後児童支援員の事務スペースは間仕切りを設けずオープンな同一フロアに配置し、いつも子どもたちに目が届き、子どもたちも何でも話せる雰囲気となっている。
東栄町では森林資源とともに暮らしが営まれてきたため、地域木材の利用は、地域の風土・文化を継承することにもつながる。 この施設ではすべて地域産材を無垢のまま使い、地元大工の手によってつくられた。 室内では子どもたちが木に直に触れることができるよう真壁のつくりとし、小屋組材も現わしとしている。
澤村喜久夫
所在地 | 愛知県北設楽郡 |
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主用途 | 児童福祉施設 |
事業主 | 東栄町 |
建築主 | 東栄町 |
施工 | 青山工務店 |
構造 | W造 |
規模 | 地上1階 |
敷地面積 | 318.45㎡ |
建築面積 | 124.67㎡ |
延床面積 | 99.36㎡ |
竣工 | 2013年12月 |
『建築画報372号』(2017.9)より抜粋