銀行らしい整然とした印象を与える意匠
JR本庄駅を南北に挟み営業していた二つの支店の統合に伴う、新築移転であり、行員数の増加に対応した大規模店舗となった。また、車利用の増加を見込んで駐車場を充実させた。
外観は、武蔵野銀行のコーポレートカラーを想起させる薄臙脂色の型押しアルミパネルにカーテンウォールや薄型の玄関庇などを幾何学的に組み合わせて、シンプルで軽快なリズム感を持たせながらも、銀行店舗らしい落ち着きや整然とした印象を与える意匠とした。
内部の構成は、一般的なカウンター形式を採用しながらも、将来のレイアウト変更に対応できるフレキシブルさを確保するため、ロビーと営業室を一体の無柱空間とし、二重床の全面敷設が可能な構造としている。
中島彰士
JR本庄駅を南北に挟み営業していた二つの支店の統合に伴う、新築移転であり、行員数の増加に対応した大規模店舗となった。また、車利用の増加を見込んで駐車場を充実させた。
外観は、武蔵野銀行のコーポレートカラーを想起させる薄臙脂色の型押しアルミパネルにカーテンウォールや薄型の玄関庇などを幾何学的に組み合わせて、シンプルで軽快なリズム感を持たせながらも、銀行店舗らしい落ち着きや整然とした印象を与える意匠とした。
内部の構成は、一般的なカウンター形式を採用しながらも、将来のレイアウト変更に対応できるフレキシブルさを確保するため、ロビーと営業室を一体の無柱空間とし、二重床の全面敷設が可能な構造としている。
中島彰士
所在地 | 埼玉県本庄市 |
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主用途 | 銀行 |
事業主 | 武蔵野銀行 |
建築主 | 日東商事 |
施工 | 竹並建設 電気:沼尻電気 空調:高橋設備 衛生:高橋設備 |
構造 | S造 |
規模 | 地上2階 |
面積 | 敷地:1,561.78㎡ 延床:749.88㎡ 建築:502.41㎡ |
施工 | 2015年11月 |
『建築画報372号』(2017.9)より抜粋