旧知多支店が建っていた敷地内に、近隣の清水が丘支店との合併店舗として新店舗を建設したプロジェクトである。
営業室内のレイアウトの見直し・会議室の取り止めなど職員エリアを圧縮することで、コンパクトな平屋建の店舗を実現した。一方で来客エリアのロビーは天井を高くとり、駐車場に面して大庇をかけた一面 をガラス張りとして、広々とした明るい印象の店舗としている。
外観においては、軒先から雨水が外側に流れないよう樋を回しつつ、なるべく先端の見付を薄くして軒天をアルミ切板の透かし張りとすることでシャープな印象の屋根とし、温かみのある土色のタイルをアクセントとしたシンプルなデザインとした。
周辺に高低差のある土地のためエントランス周りには階段が必要になるが、すっきりとしたアプローチの印象を邪魔しないよう、入口正面からは外した配置としている。
(冨田昌志、犬飼高嘉、松本拓也/伊藤建築設計事務所)
営業室内のレイアウトの見直し・会議室の取り止めなど職員エリアを圧縮することで、コンパクトな平屋建の店舗を実現した。一方で来客エリアのロビーは天井を高くとり、駐車場に面して大庇をかけた一面 をガラス張りとして、広々とした明るい印象の店舗としている。
外観においては、軒先から雨水が外側に流れないよう樋を回しつつ、なるべく先端の見付を薄くして軒天をアルミ切板の透かし張りとすることでシャープな印象の屋根とし、温かみのある土色のタイルをアクセントとしたシンプルなデザインとした。
周辺に高低差のある土地のためエントランス周りには階段が必要になるが、すっきりとしたアプローチの印象を邪魔しないよう、入口正面からは外した配置としている。
(冨田昌志、犬飼高嘉、松本拓也/伊藤建築設計事務所)
建築主 | 知多信用金庫 |
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設計・監理 | 伊藤建築設計事務所 |
施工 | 七番組 |
所在地 | 愛知県知多市新知台二丁目10番地の1 |
敷地面積 | 1,233.67m² |
建築面積 | 568.39m² |
延床面積 | 622.57m² |
構造規模 | S造 一部RC造、地上1階 地下1階 |
工期 | 2020年6月~2021年3月 |
最寄駅 | 名鉄常滑線 朝倉駅 |
撮影 | リフレクト |
『建築と社会』2022年3月号より抜粋