本プロジェクトは実施設計プロポーザルにおいて、屋根架構のみを木造とする当初の基本設計に対し、全ての柱・梁などの構造部材に地元産の木材を使用する点、町民のふれあいを創出する分棟配置、自然エネルギー利用などの環境配慮への取り組み提案が評価され選定された。
役場棟と議場・図書館棟は大空間を確保するため、地元産ヒノキ材による大断面集成材を製作し、それを柱・梁として用いた二方向ラーメン構造とした。一方、子どもセンター棟ではトラス架構を採用することで、地元産の無垢材を多く用いた木の温かみのある室内空間を実現した。
役場の機能面においては、町民サービスに関わる窓口をワンフロアに集約し、来庁者にわかりやすい施設とするとともに、他の施設とも段差なく行き来のできるユニバーサルデザインとした。
また、役場棟執務室では木製チップボイラーを熱源とした暖房やタスク照明を採用し、図書館・子どもセンターには土壌蓄熱式床暖房を取り入れ、太陽光発電や外部の歩行空間への木質系舗装材を採用するなど、環境負荷の低減を図った。その他にも、高窓によって光や風を取り込み、自然エネルギーを活かしている。
役場棟と議場・図書館棟は大空間を確保するため、地元産ヒノキ材による大断面集成材を製作し、それを柱・梁として用いた二方向ラーメン構造とした。一方、子どもセンター棟ではトラス架構を採用することで、地元産の無垢材を多く用いた木の温かみのある室内空間を実現した。
役場の機能面においては、町民サービスに関わる窓口をワンフロアに集約し、来庁者にわかりやすい施設とするとともに、他の施設とも段差なく行き来のできるユニバーサルデザインとした。
また、役場棟執務室では木製チップボイラーを熱源とした暖房やタスク照明を採用し、図書館・子どもセンターには土壌蓄熱式床暖房を取り入れ、太陽光発電や外部の歩行空間への木質系舗装材を採用するなど、環境負荷の低減を図った。その他にも、高窓によって光や風を取り込み、自然エネルギーを活かしている。
所在地 | 愛知県北設楽郡設楽町田口字辻前 |
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設計 | 伊藤建築設計事務所 |
施工 | 吉川・太平特定建設工事共同企業体 |
敷地面積 | 7,400.41㎡ |
建築面積 | 3,231.12㎡ |
延床面積 | 2,917.64㎡ |
構造 | 木造一部鉄骨造 |
階数 | 平屋一部2階建 |
工期 | 2012年6月~2013年10月 |