設楽町名倉保育園2016

開放感ある空間が特徴の木造保育園
公募型プロポーザルの提案により特定された、木造の町営保育園である。構造材・羽柄材・仕上げ材に至るまで、園舎に使われている木材のほとんどを町産材としている。
建屋の東側を多角形の屋根とすることで、新しい保育園の姿を印象づけつつ、山裾の景観と調和する外観とした。
名倉地区は設楽町のなかでも約660mと標高が高いため、気温は低く、積雪も多い。そこで、冬の間あまり外で遊ぶことのできない園児たちの活動の場として、廊下を兼ねた幅広のホールを提案した。管理する職員が少ないことから、事務室と保育室の間に窓を設けるなど、見通しのよさを重視したプランニングとしている。また、ホールや保育室は屋根勾配を生かして構造材を現しとし、天井を高く確保し、豊かな空間としている。
車寄せも園舎と同じく純木造とし、通園時には大きな木架構の屋根が晴雨に関わらず園児たちを送迎してくれる。

Data

所在地
愛知県北設楽郡
設計監理
伊藤建築設計事務所
主用途
保育園
事業主
設楽町
建築主
設楽町
施工
太平建設
電気:牛田電気商会
空調:ミナト設備工業
衛生:ミナト設備工業
構造
W造
規模
地上1階
敷地面積
3,969.13㎡
建築面積
511.07㎡
延床面積
380.78㎡
竣工
2016年3月