弥生プライマル大府工場事務所棟2019


外観南面

西面エントランス

2F事務室

 弥生プライマル株式会社は大府市に拠点を置く電設資材、電力・産業向け構造物、架台・ケーブルトレイ・配電盤の製造・販売を行う会社である。大府工場内の事務所棟老朽化に伴い建替えを行うこととなった。
近接する伊勢湾岸自動車道や国道23号線北崎ICからの視認性を考慮し南面をメインファサードとした。西日対策を兼ねた縦リブとガラスのコントラストによりのびやかでシャープな印象のデザインとしている。南面に設けた開口により、明るく開放的な執務空間とし、東西面の開口を制限した北側コアとして環境負荷低減を図る計画としている。西側来客用エントランスと既存工場床レベルとでは約2mの高低差があるがエントランスに設けた階段とエレベーターでレベルを解消し、エントランスと通用口と既存工場とをスムーズな動線で繋げる計画とした。
敷地周囲は4m程度の狭小道路に囲まれているが天空率を用いることで道路斜線制限を緩和し、敷地を有効活用する配置計画を実現した。
(高北卓軌/伊藤建築設計事務所)

Data

建築主
弥生プライマル株式会社
設計・監理
伊藤建築設計事務所
施工
伊藤工務店(建築・機械設備工事)、川北電気工業(電気設備工事)
施工協力
杉村塗装、テクニカルシステム社、小池商事、ツジタ、竹甚板硝子、 不二サッシ東海、アクト、安成工業、東芝エレベーター中部支社、 豊建、森定興商、藤本鉄筋工業所
所在地
愛知県大府市北崎町井田31-1
敷地面積
6,249.30m²
建築面積
402.24m²
延床面積
1,149.79m²
構造規模
S造、地上3階
工期
2017年10月~2019年8月
最寄駅
JR東海道本線 共和駅
撮影
スタジオセゾン
『建築と社会』2020年3月号より抜粋